category: 官能ホラー  1/2

女の口(終話)

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姉は藤城涼子、三十六歳、家庭があって子供もいます。私は柴田律子、 三十三歳、バツイチになったばかりの単身生活。そして小坂裕美枝は三十歳で未婚の女性。私たち女三人の絆は切れるものではありません が、それにしても姉には姉の暮らしがあって、私たちのマンションへ通い になるのは仕方がなかった。 私は私のマンションに裕美枝を呼んで同居・・・いいえ、女同士の同棲 生活をはじめていたのです。 死神の手よりわずかに早く...

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女の口(二話)

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でも・・・このときはまだ、遠からず救助されると思っていた私たちです。 私たちをここまで運んだ船の船長さんが、バリ島ではなく別の島に立ち寄ったところを地震に襲われ、倒壊した港の建物の下敷きになって死ん でいようなどとは思ってもみないこと・・・ガイドの若い男性も離婚していて独り住まい・・・いなくなっても行き先は誰も知らない・・・私たちも裕美枝たちも、ものの数時間で行って戻れる外出をいちいちホテルに告げた...

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女の口(一話)

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ベッドで裕美枝は子犬のように裸身を震わせ達していきます。私との性、 姉との性、そして私と姉に裕美枝を加えた三人での肉欲・・・裕美枝は私や姉に見守られていることがすべてのように裸身を震わせ果てていく。 生存の瀬戸際で生まれた絆がいかに強いか、私も姉も、貪欲に乱れる裕美枝の女体を見ていて思うのです。 乳房を揉まれ乳首を吸われるだけで果てていき・・・女の花芯をいじられ て果てていき・・・私や姉の腰につけたゴ...

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樹の妻

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 あのとき 私 迷い込んでここにきた 私が消えた 消息不明 二月すぎて戻ったときに神かくしとさわがれた その森めがけて友だちつれて歩いてる 玲子です 大学の天文クラブで出会った子 ケキョケキョケキョ 小鳥たちのハミング重奏 初夏の緑が萌えていて精液臭ほど青くさい 空スコーン お陽様キラキラ 風そよぐ おとぎの国にいるような美しい森なのです けれどもね 私のなかに暗い心が揺らいでた「わぁ凄い、綺麗ね...

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陰婿様

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「孝ちゃん、イロっぽくなったよねー。新妻ともなると、こうも違うものかと思っちゃう」「はいはい失礼しちゃうわね・・うふふ、でも、ほんとにそう?」「違うよー、ゼンゼン違う! 満たされてますって顔してる。夜はもっと寝かせてねーってか! あははは!」「もうエッチなんだから!」 変わったと同性の友だちからも言われます。自分では変化なしって思っていても、あるときを境に評価の変わることがある。私への好評がますま...

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