archive: 2014年11月  1/5

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ロボコップ・ダーリン

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 女はみんな、ロボコップが好きなのよ。 強いでしょう。殴られても「ヘ」でもない。 これこそ正義と信じたら、 信じられない無茶もやらかす。 女の私じゃ、とても勝てないヤツだもん。 ロボコップに抱かれたら、 きっと、私はヨレヨレだわよ。 ロボットだからペニスが萎えない。 あんたなんか、みこすりイッちゃう。 燃えた私を、どうしてくれるん。 女はね、ロボコップが好きだけど、 強いから愛せるわけじゃない。 ...

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樹の妻

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 あのとき 私 迷い込んでここにきた 私が消えた 消息不明 二月すぎて戻ったときに神かくしとさわがれた その森めがけて友だちつれて歩いてる 玲子です 大学の天文クラブで出会った子 ケキョケキョケキョ 小鳥たちのハミング重奏 初夏の緑が萌えていて精液臭ほど青くさい 空スコーン お陽様キラキラ 風そよぐ おとぎの国にいるような美しい森なのです けれどもね 私のなかに暗い心が揺らいでた「わぁ凄い、綺麗ね...

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枝折れの桜(下)

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指定した道具が翌日には手元にあった。宅配便のシステムは世界に誇るとつまらないことを考えてみたりもした。結城家に泊まり込んだ私は、荷物を受け取るとすぐに、机の裏側の目立たないところを彫刻刀で削ぎ取って顕微鏡にかけてみて、我が目を疑った。「これは・・」 主が傍らにいて興味津々覗き込んでくる。「なにか?」「まさかそんなことが・・ますます信じられませんね。机の黒く錆びて見える木肌は表層のほんの皮一枚で、そ...

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枝折れの桜(上)

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 電話でおおよそのことは聞かされていた。 徳永は、仙台駅に着くと駅構内にある待ち合わせの場所へと急いだ。 伊達公の像の前に午後三時。それが約束だったのだが、仙台のすぐ間際まで来ているのにドアの故障であの新幹線が遅れてしまった。 徳永はJRの対応に不満を持った。遅れるなら遅れるで、どの程度かかるのかアナウンスしてくれればこちらもスムーズに対応できたものを、五分や十分の遅れでいちいち電話をするのもどう...

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仲良し夫婦 カッコばっか 

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「ふ…」「なによ? どうせまたヘンなこと言うんでしょ?」「ちっちぇー、パイオツ」「えーえー、どうせAカップですわよ、フロントホックにパット付き! それでもスカスカだって言いたいんでしょ!」「平面パイにデカ乳首。くくくっ!」「るっさいわ! ちびチンのくせして!」「なんだとコラ!」「なによ! 平均チン長、七センチ!」「やかまし! 肩甲骨にブラしろや!」「おい、てめえ!」「んだ!」「だいたいアンタはカッ...

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寝化粧

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 母が寝化粧をはじめました。娘の私が三十路にもなると、母にはいよいよ秋の色が濃くなって・・。「ヤだ母さん、寝化粧なんて縁起でもない。老け込む歳でもないでしょう」「違うわよ、失礼しちゃうわね、もう少し生きてますっ。ふふふ、あのね、お父さんが夢に出てきて言うのよね、おまえひどいぞって。ひどいぞよ、それこそひどいと思わない? だから私言ってやるの、私だってまだまだよ、恋でもするから見てらっしゃいって」「...

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in blog・・③emi

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 エッセイまでいかなくても、そんなようなものを書きたくてブログをはじめてみたんです。女子高から女子大へと進み、多感期を女ばかりの中にいて女の素顔を知り過ぎてしまったから。文章は子供の頃からまあまあのレベル。読まれて恥ずかしいほど下手ではありません。 彼がいます。でも私は、ほとんどの未婚女がそうであるように彼の前でちょっと仮面をつけているんです。彼ってね、恋人が本性を曝け出して、それでも心のバランス...

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in blog・・②ran

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 旦那に対して違和感を覚える時期がきっと来ます。それが女よ。見方を変えればそれが旦那。それを危機だと思うから夫婦は終わる。 危機でもなく倦怠でもなく、日々の中で中性化していくというのが正しいのでしょうけど、私も旦那も、互いに女として男として、そうなるわけではないんです。 少なくとも私は女。でもね、少なくとも夫に男を感じない。そしてそれは旦那の方でも同じことを思うのでしょう。 でも、だからといって、...

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ミラー

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 鏡を見ます。 鏡の中の目を見ます。「あなた、だあれ? 私に似てると思うけど・・」 赤いリップの唇が鏡の中でそっくり同じことを言う。 乳房を見ます。「あら素敵。真っ白で、プルンてしてて、なかなかよ」 私の両手が鏡の中で開かれて、白くてやさしい膨らみをくるんでく。 おっぱい揉むのはだあれ? ああ素敵、感じちゃう。 乳輪をすぼめてツンと立つ乳首を見ます。「まあエッチ・・ツンてすまして勃ってるよ」 鏡の...

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血を分けた性

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 同性愛への想いなんてありませんした。それどころか理解に苦しむ変態行為でしかなかったのです。だけどいま私は女の体を求め、夫では満たされない情欲の中に溶けるように生きています。 発端は娘です。娘に初潮がおとずれて、ああこの子も女になっていくんだなと思ったとき、血肉を分け与え、なのに人格の違う娘のことを性的に意識するようになっていた。 いいえ、もちろん娘は娘。そのときはあの子に対する情愛がそのまま同じ...

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