快感小説

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過去からの愛撫 二話

 父親からボトルを託された美月は、二階にある自室に持ち込んで、
デスクの明かりをつけて眺めていた。五百年ほども前の女の情念が封
じ込められている。時代が変わっても女は女。切ないまでの文章だと、
美月は胸が苦しくなった。

 ママ 私はもう狂ってしまう 死にたいわ
 男たちに犯されて 犯されて
 このままでは性の化け物にされてしまう
 七色の光が舞うほど達してしまうの
 さようならママ 愛しています 淫らなCelia

 この時代の隆々とした男たちに囲まれて、裸にされて泣き叫んで犯
されて…その中で彼女は自らの死を悟り、運命を受け入れるしかなか
ったのだろう。手紙は母親に宛てて書かれている。ママもこうしてパ
パに抱かれ、悦びにのたうって、それで私ができたのね…だったら娘
の私だって女です。せめて男たちに求められて死んでいきたい…そん
な想いが込められていると思うのだった。
 きっと他にも娘らはいて、酷く責められ死んでいった。その皮を剥
いでまで母親に女の性(さが)を伝えようとしたのだろう。感じて感
じて、せめても幸せですと言いたかったに違いない。そんな想いをめ
ぐらせながら美月はボトルに向き合っていた。

 ボトルをデスクの真ん中に置き、鉢植えのパンジーをそばに置く。
紫色の綺麗な花が咲いていた。
「セリア、見えるでしょ、可愛いお花よ」
 ボトルの肌を撫でてやり、デスクの明かりを消して、美月はベッド
に横になった。部屋の明かりはリモコンで暗くできるもの。窓からの
ちょっと青い星明かり。そのまま美月は眠ってしまった。

 しかし…。
 真夜中にカタカタと、ほんのかすかな硬い音。
 美月はうっすら目を開けて、けれども瞼が重くなり、また沈むよう
に眠りかけた。もぞもぞとパジャマの中に何かが滑り込んでくる感じ
がする…夢かしら? 美月は不気味なものを感じながら目を開けた。

 違う、夢じゃない!

 美月はとっさに枕元に置いた明かりのリモコンに手を伸ばし、スイ
ッチを入れた。パパッと瞬いて蛍光灯が発光した。
 真っ先に目に入ったのは、すぐそばのデスクに置いたセリアのボト
ル。ビニルをかぶせて蓋にされた、そのビニルが、破れてしまって、
まくれ上がっているのである。
 ザーっと全身に鳥肌…そのときだった、パジャマの内側のおなかと
胸の間のあたりに、へばりつく何かを感じた。美月はパジャマの上を
まくりあげて体を見た。

 声が出ない。ボトルの中の巻き皮が、ひろがって、もぞもぞ蠢いて
白い肌にへばりつき、剥がそうとしても貼りついて剥がれない。
「い、嫌ぁ…セリアなの…ねえ嫌ぁ…」
 褐色の人の皮は、それから見る間に美月の体に吸われるように消え
ていき、次の瞬間、ゾゾゾーっとする震えが来た。彼に抱かれたとき
のあの感じ…快楽の波のような感覚だった。
「ぁ…あ、あ、はぁぁ…」
 このとき美月は仰向けにベッドに寝ていて、その美月の体から幽体
離脱をするように、透き通った女の輪郭が、美月の姿からズレて起き
上がり、そのうちそれが人の顔となって美月を見つめた。
 ふわふわとカールした金髪の長い髪。綺麗な子。ルノアールの絵に
あるような幼顔の美女であった。

「ふっふっふ…ミツキ…ふっふっふ」

 洞穴に鈴が響くような美しい女声であった。

「セ、セリア?」
「ふっふっふ、ありがとう、救われたわ。ふっふっふ」

 透き通った手が、パジャマを胸までたくし上げ、乳房の両方を一度
にわしづかみにするように揉み上げられて、乳首をつままれ、愛撫さ
れ…美月はもちろんはねつけようと抗ったが、体がぴくりとも動かな
い。恐ろしい力だった。パジャマの上をむしるように脱がされて、下
のズボンもピンクのパンティと一緒に抜き取られ、立てた膝頭が見え
ない力に開かれていくのだった。

 パパ! ママ! 美香! 助けて! 
 叫ぼうとしても声が出ない。

「あ! ああん! ああん!」
 透き通った手が、指先を少し曲げて、いきなり美月の中に没してい
った。意識の白くなるほどの快楽。クリトリスをこすられて膣に指を
入れられて、ピークが一気にやってくる。
 逆らえば何をされるかわからない。それに美月は、すでにヌラヌラ
濡らしていた。

「セリア…わかったわ、やさしくして。可哀想なセリア…」
「ふっふっふ…いい子ねミツキ…」
 五百年も前の女霊に美月は抱かれ、目眩のするアクメの世界へと導
かれていったのだった。

 翌朝。ボトルの中に人皮はなく、それが夢でなかったことを思い知
る。朝シャワーを浴びる美月は、裸身を鏡に映してみた。そのときに
はもう父親は出かけていなく、母親と妹はいたのだったが、あまりの
ことに、それを言うどころではなかった美月。セリアは美月に溶け合
っていたのである。
「セリア、いるんでしょ?」
 鏡に映る若い乳房が、見えない手につつまれて指先を動かすように、
むにゅむにゅと波打ちながら蠢いた。いるわよとセリアが言っている。
「ぁぁ感じちゃうから、いまはやめて。夜まで待ってね。これから学
校だから」
 ぴたりと動きがなくなって、怖気や悪寒や、そんなものも一切ない、
いつも通りの美月に戻れていた。

 あたりまえに授業を終えて、学校を出ようとしたとき、美月の携帯
にメールが入った。彼からだった。一つ上で付き合いだしたばかり。
エッチはキスまで。体に触らせてもいなかった。
 大学から少し離れたカフェで逢って、そしたら彼が部屋に誘いたが
っている。付き合いだして間もなくて、いきなりそこまではと、美月
は二度ほど誘いを断っていた。
「いいわよ、そんなに時間ないけど」
 彼は嬉しい。美月にすればタイプというほどもなかったが、猛烈な
アタックで、誠実な若者だった。大学のワンゲル。これから夏山シー
ズンで、それにも誘われていた美月だった。テントを持って二人で行
こうと。
 二人は電車の向きが一緒だった。JRの途中駅で別れ、それぞれ私
鉄に乗り換える。

 六畳一間のワンルームマンション。もちろん賃貸で、狭いなりに綺
麗にされた好感の持てる部屋だった。紅茶を飲みながら音楽を聴き、
いいカンジになったとき、男手がそっとスカートに伸びてきた。
「本気?」
「もちろんだ、好きだ!」
「ぁン」
 シングルベッドにもたれて下に並んで座っていて、横抱きに崩され
て唇が重なった。奪うようなキスだった。若い男のパワーに満ちたキ
スだった。顔が離れて、美月が下で彼が上…そしてそのまま見つめ合
い…。
「ほんとに本気ね? 私って怖い女かも知れないよ?」
「本気さ。好きなんだ、愛してる」

 そのとたん、美月の中のセリアが黙っていなかった。

 上になった彼をあべこべに下に組み伏せて、唇を貪って、あべこべ
に脱がせていった。
 Tシャツ、ジーンズ、トランクス…男を素っ裸にひん剥いて、美月
ももちろん脱ぎ去って、顔をまたいで腰を降ろし、性器を見せつけて
キスをせがみ、勃起する男性をングング飲み込み、女性器を舐められ
て腰を振る美月…あっという間に口の中に白濁が飛び散った。青臭い
精液だ。もちろん飲んだ。だけど若い彼は一度では萎えなかった。白
く美しい全裸の美月は身を翻して勃起の上にまたがって、美月自ら手
を添えて導いて、ヌラヌラ濡れる女性器に突き刺した。

「はぁぁー、もっと突いて、ねえもっとよもっと! 裏切ったら殺す
から…はぁぁン、ああ感じるぅ、いい! イクぅ! ねえもっとー!」

 呆然としていた。彼もそうだが美月自身も。格闘するセックスだっ
た。意識が飛ぶほど気持ちよく、狂ったように腰を振り立て乱舞する。
 美月はバージンではなかったが経験はそれほど多くもなかったはず
だ。

 そして…揃ってアクメに倒れたとき、美月はだらりと伸びた睾丸を
わしづかみに握り潰しながら言ったのだった。
「もう一度言うわ、裏切ったら殺すからね。私への貞操を誓いなさい。
さもないとほんとに握り潰すわよ。わかった!」

(ふふふ、やり過ぎよセリア…可哀想に、びっくりしちゃって青ざめ
てたもん)

 帰り道…美月は心の中で、体の中のセリアと笑って話して歩いてい
た。

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