快感小説

最初はCFNMだったんです(九話)

 だからと言ってS女モードに突入かといえば、
私の場合はまったくそうではありません。
 結婚がすぐそこに迫っていた未来の旦那に対し
てはもちろんですが、ペロちゃんに対してもむし
ろやさしくなれていく。虐めてみたり舐めさせた
りはするのですが、その都度解放されていく母性
の量が増えていく。

 男の弱さは女にとっては蜜の味よ。私がいて補
って、はじめてこの人は男らしくいられる。自ら
の存在価値を確かめていたいのと、それが性とい
う基本的なところで弱い男を補ってあげられれば
女を構成する本質の部分から母性を発揮していけ
ます。
 母性は下手に向けると自分をダメにしてしまう。
情という感情です。情にほだされ、まあいいかで
ずっと過ごして腐っていく女なんて星の数ほどい
るでしょうし、私の周囲を見渡したって少しも幸
せそうじゃない。

 思い切ってマダムを訪ねてみたのです。友梨に
は内緒。あの子の場合はちょっとカルい気がする
の。もともとが発展家と言えばいいのか、CFNMだ
って、そういうムードに流されてるだけな気がし
たから。

「男だけが素っ裸。それだけで女は幸せな気分に
なれるのよ。なぜだかわかる?」

 そのときペロちゃんはいませんでした。マダム
と二人で話していた。彼とは会えない土曜でした。
私の方は仕事はもちろんお休みでしたし、若いペ
ロちゃんは出かけていません。義理とは言っても
マダムがまさか母親だなんて。
「優越感ですよね?」
「その本質よ。赤ちゃんは裸じゃない」

 がーん。

 決定的な回答でしたね。だから母性が騒ぐので
す。リクツではありません。脱がされて羞恥に身
悶えて情けない顔をする男の子って無条件に弱い
でしょう。無条件に弱いものに女はどこまでも強
くなれるし、それとは真逆にどこまでもやさしく
なれるようですね。
「ペロちゃんのこと可愛いでしょう?」
「たまりませんね」
「でしょうね。そこをはき違えるから男も女もつ
まらなくなっていく。だからって不幸じゃないの
よ。面白みがない。面白みがないと長くは一緒に
いられない。旦那を躾けていくのも女の器量。で
もね」
 マダムがじっと見つめます。
「それはペロちゃんの器量でもある。弱さを曝け
出せるほど強いことはないものよ。弱さを出せな
くて苦しむ女がほとんどですからね」

 そんなことを話しているときペロちゃんが戻っ
て来ました。私がいることにちょっと目を丸くし
て、だけどにっこり笑ってくれます。
 服を着た姿のまま私たちの前に来て、最初に私
の足先にキスをして、それからマダムの足先にキ
スを捧げる。そのときのマダムの笑顔は溶けてい
ました。
「はいはい、いい子。おいで」
「はい! ンふふ」
 まるで女の子みたいなんだもん。ソファに座る
マダムの胸に飛び込んで、ブラを着けて張り出す
胸にほおずりしている。
「せっかくのお客様よ、脱ぎなさい」
「はいマダム」
 
 はぁぁぁ。あーあって感じかな。

 よしと思った。未来の旦那を躾けてみよう。
「マダムって明日のご予定は?」
「別にないけど?」
 私の部屋にお呼びしました。明日は彼に逢う日
です。 

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