さしゆび

「や、やめてください、人を呼びますよ」

そのときでした、先生の目の色がかわったの。
ダンス。この方に目をかけられた生徒さんは、
コンクールなんかで賞をとるほどのびていく。
夢に描いた新婚の家、でも時間をもてあまし、
ひょんなことで出会った人に教えられて
通うようになったのでした。レッスンは、
みんなで踊る基礎コースだったのですが、
通称、残業・・・その日の中でダメだった人だけが
居残りで練習する集中レッスンもふくまれて、
目をかけられた人であるほど残されてシゴかれる。
そしてそこから個人レッスンへとレベルを
上げていくわけですね。

私はしょっちゅう残業でした。流れの中で
どこかで一度つっかかってしまうと、頭が真っ白。
しどろもどろになってしまう。それで居残り。

「ほらもっと、ふわりと空に浮くように! 蝶が舞う
感じをイメージなさい! ダメダメ! もう一度!」

レオタードのお尻をパァンて本気でぶたれます。
先生はアートに対してピュアな方。妥協なし。
面倒見がよく、じつはやさしい人なのですが、
ことダンスに関しては、ちょっと怖いアーティスト。

先生の青いレオタードの胸のところに、
青い薔薇の刺繍がされているのですが、その日、
居残りで厳しく私に言いながら、先生は、
胸元の花びらを愛撫するよう、そろそろなぞる。
性の視線を察したわ・・・そして・・・。

綺麗なブルーのマニキュア・・・よく手入れされた
指先で、私は額をツンて押され、逃げ場のない
大きなミラーに押しやられていったのです。
「うふふ、いいわよ、呼べば?」
「・・・ごめんなさい」
「人を好きになるとき、崖を飛ぶ覚悟はしてるの」

右の指先で額を押されて詰め寄られ、その言葉に
とても逆らえない響きを感じ・・・ここで騒げば
先生の立場も名声も崩れてしまう。本気なんだわ。
澄んだ視線に戸惑いを突き壊されてしまったように、
目を逃がせず、見つめているしかなかったの。

指先で額を押されたまま、いきなり左の手が、
私の白いレオタードのデルタをわしづかみ、
腿の間に差し込まれた指先が曲げられて・・・。
「あ!」
「ダンスに性がたりないわ」
アソコをまるで握られて、額の指がすっと離れて
乳房をふわりと握られ・・・揉まれ、口づけが・・・。
瞼が自然に閉じていきます。もうダメ、女にされる。

レオタードの密着するそこのところに人差し指。
「あぁぁ・・・ん、ん、あぁん先生・・・」
汗に湿った女の薔薇が意味の違う濡れに変わる。

くちゅり・・・膣さしゆびに、ゾゾゾ震えた私です。
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