快感小説

流砂(九話)

淫夢の中にいるようで、厳しいことがすらすら言えた・・・その
ことが、冷静な自分に戻ってみると私には衝撃的なことだった。

私はSなの・・・? 女王様の資質があるの・・・? 
理解を超えた・・・いいえ、それまでの自我でははかれない、もう
一人の自分がいるって思ったわ。

一日以上もお風呂に入らず、お婆さまはこうしてお爺ちゃんを虐
めていたそうなのね。それも・・・若い頃はこんな程度じゃなかった
そうよ。
そしてそれがどういうことかを考えると、お爺ちゃんの愛の深さに
打ちのめされる・・・唯一絶対の愛だと思うの。
このとき私、イッたわよ・・・狂うほど感じてしまった。
ぐったり気怠い体を起こすと、お爺ちゃんたら、満足そうに微笑
んでくれている。
「よしよし感心よ、よくできたわ。明日また気持ちよくしてちょうだ
いね」
そう言ってお爺ちゃんの股間をさすってあげるとね、お爺ちゃん
嬉しそうにこくりとうなずく・・・。

私も嬉しい・・・これからこの人は、私だけを生きる糧にしてくれ
る。そう思うと、たまらなくなってくるんですもの・・・。

それからやっと私のお風呂。お爺ちゃんのお部屋からお風呂ま
で、私はもうふらふらだったわ。汗をかいた体を洗い、振り乱し
た髪を洗い、湯船に浸かって少しは正気を取り戻し、脱衣場に
上がったときよ。脱衣場のドアの外で声がした。
「ちょっといいかな? 服は着たかい?」
一馬さん。奥様から聞かされたようだった。
「どうぞ」
私は全裸のままだった。もういいの、どうでもよかった。何て言
えばいいのかしら・・・充実感・・・セックスの余韻かしら・・・抱か
れた後のような気がしてね、不思議に恥ずかしいとは思わなか
った。
ドアを開けて一馬さん、裸の私に驚いたようですけれど、かま
わず踏み込んで来られてね・・・裸の私をガツンとまともに抱き
締めてくださった。

あの駅を思い出したわ。群衆に取り囲まれて下着だけで震え
た私。そんな私を・・・女としてのプライドを、自分が裸になって
まで守ってくれた一馬さん・・・その方の腕の中に裸で私は抱
かれているのよね・・・。

「圭子はいい子だ、よくやった、うんうん、いい子だ」

名を呼ばれてぎゅっと抱かれ、何だか私、意識が溶けてくみ
たいだわ・・・。
お爺ちゃんのためじゃない。この人のため。このときの私には
SMなんてどうでもよかった。この人に誉められるそのために、
私はここにいるんだわって実感した・・・。

それから一馬さんはお仕事へ。玄関口までお見送りした私を、
今度は奥様が待ちかまえていたようで・・・。
うふふふ・・・奥様にも抱かれちゃった・・・。
やさしく抱いて、頭を撫でてくれながらおっしゃるの・・・。
「いまね、うふふッ」
「え?」
「気になってお義父様のところを覗いてみたら・・・」
「ああ、はい? どうかされましたか?」
「ぐっすりお休みになってたわ」
「あ・・・うふふッ!」
「おほほほッ、きっと夢の中でお婆さまにお会いになっていら
っしゃる。お婆さまはね、死の床でおっしゃられたのよ、いつか
お義父様が亡くなられたら、同じ骨壺に骨をまぜこぜにしてち
ょうだいって。あの世で絡みついていられるようにって・・・」

私はね、整理不能の乱れた思考をこのとき捨てたと思うんです。

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