快感小説

話術(終話)

人生という長編小説のような女の綴りに、主人には見せられない
性欲のページができてしまった。
彼は言うわ、その著者はあくまでおまえでなければならないと。
だからこそ、俺の前では「だってだって」を許すのだと・・・。

深いと思う・・・やさしいと思えるし。

そんな彼に応えるために牝になってく・・・本能のまま乱れる牝に・・・。

愛なんて文明の後付け解釈・・・確かにそうね、本質は肉欲ですもの。

貫かれ、衝かれ衝かれて・・・彼は言う。
「おまえにアクメなどは早い。しゃぶれ」
もう何が何だか・・・思考が壊れてしまった私・・・SMかしら?
抜かれるとき・・・おあずけされた気持ちになって・・・だから感じて。
ズボンの前を開けて立ちはだかる彼の下にうずくまり、むしゃぶり
ついて、ほおばって・・・自ら喉の奥まで貫いて・・・射精。

「いい子だ」
「はい」
「たっぷり飲んだか」
「はい」

「好きだ」
「はい!」

彼の本気を感じていたの。やさしくされて、でも最後までやさしい
だけなら、いつかきっと男は変わると思うから。
心地よい支配・・・そのために女は受け身の言葉を好むもの。
そこのところを憎いほどわかってて、だからあえて、私を牝に扱うの。

ガツンと抱かれた。苦しいぐらいに抱き締められて、直後に力が
すっと抜け・・・背中をぽんぽんしてくれて・・・。
相手は牡よ、とても勝てない・・・夢に溶ける言い訳を
彼がつくってくれている・・・そんなことを腕の中で感じていたわ。

綺麗な白紙のページに最初の言葉が記された。いいえ記した。
これからページに書かれることは、愛より性の物語・・・マゾの愛かも
知れないと、ふと思い、私は私がいとしくなるの。
私の中に、これほど燃える女の私が残ってた・・・その実感。

「SM?」
「だって・・・」
「そう思うか?」
「だって・・・」

「マゾだもんな、おまえ」
「だっても・・・」
「ふふふ」
「もう知らない! うふふ・・・うふふっ!」

言葉の応酬・・・話術の妙・・・それに踊らされて、楽しい私・・・。

マリオネットの操り糸を彼に委ねた悦びが私の中に満ちていました。
遊んでくれないマリオネットは哀しいわ。動かず踊らず、腐ってく。

「次は混浴」
「こ、混浴?」
「男だらけの真っ只中に、タオルさえ許されず歩いてく・・・」

「そしてその次・・・露出かな。ぴったりの山がある。登山道を
素っ裸で歩かされ、感じてしまって濡らしてる・・・ふふふ・・・」

そんなことも、こんなことも、操られる女の悦び・・・なかった時間。
ああ白紙が埋まってく・・・新しいページが育ってく・・・。

「うふふっ!」
「うん? 何が可笑しい?」
「だって・・・」

「だって」の使い方も、彼に教わった気がします・・・。

「勝手に忘れた性欲を思い出し・・・か?」
「・・・」

沈黙の使い方もね・・・うふふ・・・。

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