快感小説

林檎(終話)

宿を出て、木々を分けて裏の坂を少し登ると、お風呂の小さな小屋
がある。男女の仕切りはもちろんあって、屋根もあり、でも海に向かっ
てひらかれた露天の岩風呂・・・脱衣場から扉を開けたら、お湯の
揺らぎの向こう側に星の海が煌めいて・・・ロマンチックな雰囲気です。

静かです・・・時刻は夜中の一時半・・・男湯の方にも気配はなかった。
ごつごつした岩浴槽に体を伸ばして浸かっていて、でもすぐに火照
ってしまって、岩の上に座っていたの・・・そうしたら。
男湯で、岩を打つお湯の音・・・誰かが・・・いいえ彼だと思った。
こんな夜中、宿の人たちは寝入っています。

掛け湯をする気配があって、すぐに音がしなくなる・・・そのとき私、
何でそんなことができたのか・・・お湯に浸かって、ぱちゃぱちゃと
お湯で遊んでみたのです・・・なぜでしょう・・・。
「高田さん?」
「はい」
「眠れなくてですか?」
「ええ」
「僕もです」
「うん」
「・・・うん」

あ・・・「うん」だって・・・親密と言うよりも、頻繁に彼が言う、その言葉
の真似をしている・・・そんな自分に気づいたのです。
男女湯の仕切りがあってもドキドキしました・・・。
けれどもそのとき、おじいさんの言葉を思い出していたのです。
「勇気を出して・・・裸になって・・・打ち身を削ればいいだけで・・・」
それきり声がしなくなり・・・互いにお湯の音もしなくなり・・・私が言葉
を噛んで話せずいると・・・声がした。
「こっち来ませんか」
「・・・」
さっき・・・あのとき、私を見上げて涙ぐんでた彼のことが浮かびます。

震えていました・・・私はもう若くない・・・怖い・・・怖い・・・震えていま
した。
「い、いいの? そっち行っても? 私でも・・・?」
「うん・・・うん!」
売れ残った林檎さん・・・イヤよ・・・そんなのイヤよ!
でも足が動きません・・・来て・・・こっちに来て・・・怖がる私を組み伏
せて・・・あなたは男よ、勇気を出して・・・。
ザバッという音・・・彼がお湯を出たのです。
ドキドキ・・・ドキドキ・・・息が乱れて、お湯の中で乳房が揺れます。

表から・・・背中の側の扉から・・・なんて思うより早く、彼が男女湯の
仕切りを回り込み、海側からぬっと出て・・・きゃー変態・・・。
素っ裸・・・腰にタオルを巻いてます。お湯に浸かって下から見上
げて・・・彼って背が高くて素敵です・・・引き締まったいい体・・・。
私はもう緊張で吐きそうで・・・お湯の中に丸まって・・・。

お湯の中に彼が沈み・・・そのまま夢がまっすぐ私へ流れて寄って、
避けようのない視線を浴び・・・覚悟を決めて彼の眸を逆に見て。

両肩に手が置かれ・・・やさしいけれど逞しい男力に引き寄せられ
て、私は目を閉じていた・・・そのまま抱かれ・・・唇を・・・。
がつんと抱かれた・・・眩暈がするほど、はっきりした意思のある抱
擁でした・・・無言です・・・でもおまえが欲しいと言われているわ。

お湯の中で強い手が乳房を覆い・・・キスされた・・・乳首を含まれ
愛された・・・私の手が彼のお尻を抱き締めた・・・。

彼が立った。お湯から引き抜くように立たされた。
しなるほど抱き締められた・・・彼の体の素敵なものが大きくなって、
私のおなかに押しつけられた・・・私の手がそっと伸び・・・彼をくる
んで握ってた・・・。

岩風呂の大きな岩に両手をついて・・・そうしたら・・・キスが・・・お尻
の下から・・・咲かずに枯れると思っていたのに、お花を咲かせる
口づけが・・・お尻の下から訪れた・・・。

「あぁっ・・・あっあっ!」

「結ちゃん・・・結ちゃん・・・」
「谷本さん・・・ああっ・・・私なんて・・・あぁーっ!」

熱い・・・なんて熱い彼でしょう・・・貫かれ・・・開いたお尻に打ちつけ
られて・・・乳房が揺れる・・・恥ずかしいほど乳房が揺れる・・・。

津波が来ます・・・襲ってきます・・・声を上げる津波が来ます・・・。

そして・・・その寸前に離れてくれた彼を追いかけ、お湯の中にしゃが
んで私は・・・彼をほおばり・・・夢中で愛して・・・愛の樹液を受け取り
ます・・・ああ美味しい・・・美味しいわ・・・おびただしい男の心・・・。

「俺」
「うん」
「本気だ」
「うん」
「好きだ」
「うん・・・うん」
「好きだ!」
「うん!」


 ひとつのこったりんごさん 
 ゆうきをだしてはだかになって 
 おいしくなって みつをなめられたべれらてきもちよくてあえいでしまって
 (字余りです)
 しあわせだよって わらってる・・・。

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