快感小説

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蒼い月~ディープランナー(八話)

 記憶になかっためくるめくセックス。私は感じる体を
持っていた。その実感は悦びではあったが美由起を不安
にさせていた。本山は親戚が営むホテルに女を連れ込ん
で泊まるわけにはいかなかった。美由起は独り。本山と
の性が鮮烈であっただけに、闇の中に取り残されたよう
な気がしてならない。
 明日また会える。明日はバイクを置いてクルマで出か
け、夜にはこのホテルに戻ってくる。そうなるとまた夜
は独り。考えなくてもいいことを考えてしまうだろう。

 いままでの私の恋は何だったのか。夫への愛は浅いの
だろうか。レディを気取るつもりもなかったしポーズし
た覚えもない。なのにアクメが浅かった。本山とは行き
ずりの関係ということもあるだろうし、背徳の思いが刺
激になって高みへ駆け上がれたのかも知れない。
 いまさら過去を言ってもはじまらない。やさしい夫の
元へ戻り、妻は抱かれる。そのときの私はどうなのだろ
うと思ってしまう。

 攻め込むセックス。

 理解できないわけではなかったが、夫を待たず妻の側
から迫れというのか。そういう質のことでない気がする。
本山は娘時代の憧れだった。好きで好きでたまらなく、
しかしその頃美女たちに囲まれていた彼には臆して近寄
ることもできなかった。持ち前の弱気。どうせダメに決
まっている。
 その頃から付き合って来た恋人たちは妥協の産物なの
か。突っ込んでいけるほど好きでもないのに、求められ
るから体を開いた。その延長に夫がいるような気がして
ならないのだ。

 愛を思い込もうとしてないか?

 そうじゃない、私は夫を愛していると言い聞かせてい
る自分の存在を感じ、心が乱れてくるのだった。
 明日もう一度、どこかラブホで抱かれてみよう。そし
て家に戻ってからは私から迫ってシテみよう。そうすれ
ばわかると思う。
 本山は独身。私は彼が好き。
 求められたら拒めない。離婚? そして再婚?
 自分がひどく都合のいい女のように思えてくる。その
ことが美由起を追い詰めていくのだった。

 翌日も好天。朝には本山のクルマに乗った。商用車で
はなくスポーツセダン。清水から高速イン。浜松西で降
り、浜名湖あたりをドライブして、ラブホ。
 後ろ髪を引かれる思いが強かった。心が逃げていると
自覚していた。攻め込むセックスなんてできそうにもな
い。昨日なかった夫の姿が脳裏によぎる。

 抱かれる。キスされて絡み合ってベッドに沈む。裸同
士でもつれ合い全身に愛撫が来る。グチャグチャと耳を
塞ぎたくなるほどの激しい淫水。意識が消えていく快楽。
 今日の私は攻めてはいない。のめり込んではいけない
人だとブレーキを踏んでいる。
 にもかかわらず、悲鳴のようなイキ声を撒き散らして
果てていく。彼だから? 夫ではダメなのかしら?
 冷静な思考が伴っているのに狂うほどのアクメが来る。

 女の偶像、妻の偶像を、勝手にこしらえて乱れ過ぎな
いようにしているのか。だとすればなんと嫌な女だろう。
本山の体の下でわなわな震えて達していく自分に自己嫌
悪を感じていた。
「東京には来ないの?」
「いいや、しょっちゅう行くぜ本業で」
「じゃあ会えるね」
「もちろん」

 美由起は本山の真意を探る。探ってますよと明らかな
視線を送ってみても眸が逃げない。
「月に二度ほど行くんだが仕事とは別に会いに行くさ」
「会いたくて来るの? 私に?」
「ああ会いたい」
 ときめく。嬉しくて弾む思いを否定できない。
「人妻なのよ?」
「昨日も言ったぜ、欲しけりゃ奪う」
 目眩のしそうな言葉だった。美由起は、男女の体液に
まみれて萎えた本山にむしゃぶりついた。

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