快感小説

蒼い月~ディープランナー(十六話)

 ベルトのバックルの金属音。ああ来ると思ったとき、
美由起はレイプのような衝撃を覚悟して、かぶりを振
って夜空を見上げた。黒い枝葉の隙間に蒼い欠け月が
浮いていた。満天の星空。いま私は牡に犯される可哀
想な牝。期待を込めて尻を上げ、いまにも泣いてしま
うと自分で思う。
「ひっ」
 勃起の先が穴を狙う。熱い。森の冷気のせいなのか、
ズボンから取り出されたばかりのペニスは火の棒のよ
うだった。
 ヘッドがもぐる。ヌムリ。
 大木に爪を立てて抱きすがり、もうダメだと覚悟し
た。ヌムリ。ヘッドがくぐる。穴をこじ開けて突進す
る勃起の感触は、有無をも言わさず子宮口へと突き立
った。声も出ない。目を見開き、口をぱくぱくするだ
けで、あまりの快楽に声も出ない。
 ズブリ、ズブリ、ズブリ。ダイナミックなピストン、
わずか三度で意識が白くなっていく。
 ブシュっと膣が空気を噴いた。
 シャァ、シャァァーッ。 失禁した。潮を噴いた。

 美由起はそのままふわりと膝が崩れて気を失った。
 ああ失神していく。自覚しながら気絶した。なのに
体は崩れなかった。野獣が抱いて支えてくれる。抱い
て支えて、気を失った牝の穴をそれでも突いて、意識
が復活。美由起は涙を流していた。嬉しくてならなか
った。
 それからは芯棒を得た白い尻。振り立てようがもが
こうが強い棒は抜けてはくれず、快楽の目眩で景色が
ぐるぐる回る。目を開けているはずなのに七色の星が
飛び交った。もう死ぬ。そしてそのとき灼熱の棒がズ
ボッと音を立てるように抜かれた。
 反射的に振り向いて土に膝を着いて千尋をほおばる。
吐き気を飲み込み、ほとんどもう泣きながら喉へと導
き、射精を迎える。
 ぶちまけられる。圧倒的にぶちまけられた射精のよ
うにも思えてしまう。意を決して喉を鳴らせて飲み込
んだ。

 そのとき腋に大きな手が挿し込まれ、大根でも引っ
こ抜くように裸身が浮いた。またしてもひったくられ
る抱擁。錯乱しているわけでもないのに何が起こった
のかが理解できない。野獣の腕の中で今度こそ意識が
飛んだ。何というセックスなのか。生涯にこういうこ
とを一度も知らずに枯れていく女たちがほとんどだろ
う。ちゃんとそう考えているのに、美由起はパーにな
ってノビていく。
「ほら起きろ」
 尻をパシンと平手で叩かれ、気づいてみると浴室の
タイルにだらしなくノビていた。目の前に得体の知れ
ない毛むくじゃらの動物。
「ふふふ、化け物か。あー、うわぁ!」
 頭からいきなりシャワーが降り注ぐ。両手を引かれ
て立ち上がり、全裸の野獣に抱かれていった。やさし
い眸。恐ろしい顔。ユーモラスな笑み。美由起はまた
涙が溜まり、しかしシャワーでごまかせて、安心して
抱かれていく。

 そのときだった。まったく不意に、予期せずに、後
ろから柔らかな肌が重なった。
「えっ!」
 とっさに振り向く。髪の長い白い人。背が高い大き
な女。綺麗な人だ。
「ここのカミさんだよ。どうしようもないレズでよ」
「えーっ!」
「うふふ驚いたみたい? 可愛い子じゃない、裕美よ、
よろしくね」
 野獣に抱かれる後ろから白い大きな手がまわり、乳
房をつつまれて揉み上げられて、美由起はまたしても
目眩を覚えた。
「おまえがあまりにもいい女だから呼んだのよ。可愛
がってもらえばいい」
 混乱した。これは夢? しかし女体の感触は後ろか
らまつわりついて、乳房を揉み、手が降りて陰毛の奥
底をまさぐられる。美由起は思わず言った。
「だってご主人は?」
「公認よ。行って来いって笑ってた」
 そして野獣が前から抱き締め、美由起の唇にかぶり
ついてキスをして、シャワーの下を去っていく。
「ダチの顔見てくるからよ。ちょっとお相手チェンジ
でよろしくね」
「はー?」
「あっはっはっ! じゃあな」

 裕美は、美由起の二つ上で三十二歳。三つになる娘
がいるそうだった。支離滅裂なシャワーの下の絡み合
いを経て、部屋に折りたたみのテーブルが置かれ、そ
う言えば食べてなかった夕食が。裕美が持ち込んだ握
り飯、お茶にタクアン。まさに仕事場でするメシとい
う感じ。
 ただひとつ。部屋には暖房が入れられて女二人が素
っ裸であったこと。座布団代わりに布団を敷いて、そ
ばに折りたたみのテーブルを置いて食べていたこと。
 裕美は、164センチの美由起よりもさらに数センチ
背が高く、肥ってはいなかったが子供がいることもあ
って乳房もDサイズ以上。乳首も大きくて黒ずんでい
る。陰毛も濃く、座っていてもふさふさしている。

 千尋のこと。旦那のことや陶芸のこと。食べながら
そのへんを話し、食事が済むとそのまま裕美は美由起
を布団に引きずり込んだ。掛け布団を引っ張って二人
でくるまり、美由起は裕美に抱かれて背中をそっと撫
でられていた。
 今度の旅で、まさか女と抱き合うなんて。
「ふーん、なるほどね。若い子に続いて千尋ってこと。
ソロツーリングじゃなくてエロツーリングよね、あっ
はっは」
 尻をパァン。豪快。美由起はすべてのことに呆気に
とられ、あれよあれよという間に淫乱妻に変わったよ
うだ。

「ポーズよ、それ」

「そうでしょうか?」
「旦那の前でだけ、いい子ちゃんにしていたい。わか
るわよ、その気持ち。でもね美由起」
「はい?」
「それだって続くようなら性の不一致。悪気はなくて
も合わないんだからしょうがない。決断していいんじ
ゃない」
「離婚しろと?」
「世の中のシバリなんて気にしてたら、あたしみたい
になるからね。孕んだら捨てられた」
「え」
「娘は旦那の子じゃないわ。それでもあの人は許して
くれた。おなかに他の男の子がいるのを知っていて、
あたしが好きだって言ってくれた。いまならそうはな
らないでしょう。子が入って、それでもしアウトって
ことになれば、次の男が難しくなるわよ。あたしはそ
れでレズにはしった。男は嫌い。ウチの人って、それ
さえも飲み込んでくれた人」
「レズを?」
「そうそう。自分を愛するように愛してやりなさいっ
て。彼は神様。オー、マイ、ゴッドよ、うふふ、これ
こそ愛だと言い切れる旦那様」

 裕美は美由起を抱き寄せて、けれども頭を押さえて
布団に突っ込み、脚を開いて女の性器に女を誘った。
 美由起は生々しく、そして淫らに、なんともいやら
しく湿り気を帯びた、牝の根源を見つめていた。

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