快感小説

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女装画家ミルの女体修復(二話)

 黒革のミニスカ、シースルーで胸元にフリフリ
のあるワインレッドのブラウス。アミスト。それ
に金色ラメのヒールサンダル。
 ヘヤーはシンプルボブっぽいデザインヘヤーで
肩の下ほどまでのセミロング。でもそれはヅラ?
 目鼻立ちの整った小顔。なんとなくですが青み
がかったキャッツアイ。女でも高くはない160セ
ンチそこそこのコンパクトレディ。引き締まった
ウエスト。ブラウスを衝き上げる赤いブラ。小さ
くてぷりぷりしてるお尻。
 どう見ても女性でしたし、年齢的にも落ち着い
た、知と美を兼ね備えた人。見とれてしまってぼ
ーっとしていた私です。

 窓のない黒一色のお部屋。古い建物ですが壁に
も天井にも黒の艶消しの化粧板。フロアもふわふ
わのブラックカーペット。照明は普通の蛍光灯。
 そこそこ広いお部屋でしたが、なにしろ黒一色
なので照明を反射せず薄暗い感じがした。三階建
ての三階ワンフロアをそっくり借りて、お部屋に
は奥へのドアもありますから他にも部屋はあるみ
たい。春のぽかぽか陽気の真っ昼間。空調が効い
ていて爽やかな空気の流れを感じます。
 そんなお部屋にそこだけ白い、ほんと真っ白な
レザー張りのシングルベッド。クリニックに置い
てある診察台だと思えばいい。傍らに黒いワゴン
が置かれ、ガラスのコップに絵筆が無数に立って
いた。絵の具を吸わない未使用の筆ばかり。
 そのワゴンを引っ張って、天板をテーブル代わ
りにお水の入ったコップが置かれた。絵の具でも
とくのかしらと思ったら・・。
「どうぞ」
「はい?」
「空気が乾いてますからね、ミネラルウオーター
です」
 飲むの? カクって感じでコケそうでした。

 私をベッドに座らせて、彼なのに女ですから彼
女(かれじょ)と呼ぶことにしたのですが、彼女
はキャスター付きの丸椅子を引いて腰掛けます。
 黒いミニが腿まで上がってワインレッドのアミ
ストの白い肌にゾクっとします。このとき私もミ
ニでした。脱ぐことも考えてストッキングは穿い
ていません。私だって座れば腿まで見えている。
ベッドに比べて丸椅子が高いので目線は上から。
デルタが見えることはなかったでしょうね。
「ここは僕のアトリエです。向こうがそう。こっ
ちは違う」
 やっぱり。もう一枚のドアの向こうが創作の場。
「ではほんとに絵を?」
「画家ですよ。僕にはちょっと不思議な力があり
ましてね。女性の体を描き直すことができるんで
す。あるときこういうことをはじめてみたら口コ
ミでひろがってしまい、いまではどっちが本業な
のやら」
「そうですか。それでお礼のほうはいかほど差し
上げれば?」
「ふふふ、眉唾ぐらいにしか思っておられないは
ずだ。いまここで百万と言って払う気になれます
か。描き直したあなたを自分で確かめ、その上で
お気持ちだけをいただきます。今日はタダってこ
とですね」

 自然体の話し方。お代は後ほど、気持ちだけ。
これは本物かも知れないと期待した。
 私は、腐れ縁の彼とのこと、もう一人の理想の
彼のこと、つつみ隠さずすべてを打ち明けてお話
しました。
「なるほど。前の彼を捨てないと次に行けない、
どうにかしてってことですね。いかにも都合のい
い自分勝手な発想ですが、しかしそれでいいので
しょうか」
「とおっしゃいますと?」
「描き直してしまうと戻れなくなりますよ。前の
彼に対して気持ちが動かなくなってしまう。終わ
りということです。それでもいいんですね?」
 私は怖くなっていた。もしもミルさんが本物で、
彼に対して醒めてしまえば、私は彼に対して怖い
女になると思う。そのことが怖かったのです。
 あけすけに言われてしまったことにも、ちょっ
とムッとしていたし。

「そのつもりで来ました。ずるずるでは苦しくて」
「わかりました、はじめましょうか。あなたの場
合は簡単だ。彼を見つめてきた眸、声を聞いた耳、
匂いを覚えた鼻、キスを重ねた唇、お顔を直せば
ほぼ完成だが、肝心なところがもう一か所。上だ
けお脱ぎになってブラを外してくだされば」
「は、はい」
 彼女は男。でも女。もちろん恥ずかしいのです
が同性ならどうってことない。男だったら恥ずか
しい。思考がうにゃうにゃになっています。
 シャツを脱いでピンクのブラを取る。私はCよ。
そこそこ豊かで形もよかった。スカートは穿いた
ままベッドに横になりました。そしたら彼女がワ
ゴンに置かれた白いバスタオルをひろげ、乳房の
下まで縦にタオルをかけてくれます。膝まである
からスカートを気にすることはない。

「彼を見つめてきた眸」
 細い丸筆。水もつけないやわらかな毛が、瞼か
ら目の周りをくすぐるように這いまわる。
「声を聞いた耳」
「匂いを覚えた鼻」
「キスを重ねた唇」
 筆の先が見えない絵の具を塗っていくように顔
を描いていくんです。くすぐったいよ。
「さあ、これでお顔はできた。彼を知る前のお顔
に戻れていますので、もはや感情は動かないでし
ょう」
「あ、はい、そうなんですね?」
「さて、では最後に乳首です」
「乳首?」
「エッチのとき吸われてませんか? 乳首を吸っ
てくれる彼の頭を抱いてあげて、たまらない想い
がしたはずです。母性の根源。甘える彼が可愛く
てならないはずだ」
「それは、はい、そうですけれど」

 筆を持ち替えて、さらに先の細い丸い筆。乳輪
から乳首全体、愛撫するよう描いていく。刺激に
キューって乳首が尖り、ゾワゾワと感じてくる。
不思議な快感。アソコが濡れだす感覚が確かにし
ました。
「はい、おしまい」
「もういいんですか?」
「ほんとは性器もなのですが、そこまですること
もないでしょう。記憶としてパンティの中に留め
ておかれればいい」
 その言葉が心に刺さって抜けません。ペニスの
記憶。愛し合ってつながった記憶。私はひどいこ
とをしてしまった。

 さっそく彼に会いました。半信半疑。そんなこ
とってあるんだろうか。

 そのときこそ寒気がしたわ。あれほど愛した人
なのに、あなた誰よ? 私の何なの? 可愛くも
ありませんし、カッコよくも見えてこない。声だ
って素敵じゃない。匂いもタバコ臭いだけ。
 彼への想いが抜けてしまった。うまく言えませ
んが、抱いてあげたいと思う気持ちが失せている。
「じゃあ、そういうことで。ごめんなさいね。さ
ようなら」
 別れを突きつけて涼しい顔で歩いてる。良心の
呵責ナシ。すっきりさっぱり次行くぞー、みたい
な気持ちになれてます。
 ミルさんて凄い。
 姉を助けたい。描き直してもらえば、もう大丈
夫。さっそく姉のところへ行き、お礼を持ってミ
ルさんを訪ねます。

「ベッドに手を突いてお尻を向けて」
「えっえっ?」
 パァン!
 平手でお尻をひっぱたかれた。やっぱり男よ、
力あるし。
「僕を試した罰です。ふっふっふ、わかりました、
連れてらっしゃい」

 こいつ、いいヤツ? ドキンとして、キュン。

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