快感小説

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女装画家ミルの女体修復(九話)

 ずっと背の高い佳菜子が小柄なミルを抱いてい
る。妹にはそう見えていたのだったが、そのミル
にちょっと髪を撫でられて佳菜子は膝から崩れる
ようにミルの足下に膝をつき、ミルの細い腰を抱
き締めてすがりつく。それは圧倒的な男に出会っ
て身を捧げる女の姿そのものだった。
 うっとりと泣き濡れた目を閉じて、腰を抱き、
黒いスカートにくるまれた小さな尻を「あぁぁあ
ぁぁ」と熱い息を吐きながら撫でまわし、女性の
ような男性の股間に頬をすり寄せて甘えている。
 あまりのことに佳代子は声さえなく見守ってい
るしかなかった。
「お立ち」
「はい!」
 あべこべの、またあべこべ。ミルに一言言われ
た佳菜子は奴隷のように男に従う。そのときの姉
の眸は少しもミルを逸れてはいなく、ただまっす
ぐ見つめていた。

 ミルは姉妹を黒い部屋へと導いた。黒一色でそ
こだけが白いレザーのベッド。診察台そのままの
ベッドの傍らに姉妹に背を向けて立ったミルは、
スカートに手をかけてブラウスに手をかけて、鮮
やかなパープルのブラとパンティ。
「子供だった頃の僕はあまり人が好きではなかっ
た。絵が好きで没頭していたものですよ」
 ねえ何よこれ? どういうこと? と妹は思い、
姉の腕を引いたのだったが、佳菜子は白く細く美
しい男の後ろ姿に見とれていた。
 ブラが消えパンティが取り払われて、ミルは少
年のような全裸を晒す。裸になると男性だった。
尻は小さく、腰は細く、なのにそれなりに逆三角
形の背中。最後にミルはカツラを外す。ごくあた
りまえの長めの黒髪。
「これが僕です」
 男らしいロートーンボイス。ゆっくり振り向く
ミル。胸はない。豊胸はしていない。女装するこ
とだけが人とは違う男性の姿だった。

 ミルの顔色がうっすら赤い。恥ずかしくてなら
ないようだ。妹が姉の横顔をちらりと見ると、佳
菜子は妹の存在などないように溶けた眸でミルを
見つめる。
 性器が小さい。萎えていると女性の手の指。睾
丸も小さく丸まっていて下腹の毛も男にしては薄
すぎる。
「発育不全じゃないんですよ。機能はちゃんとし
てるけど、でもね。ふふふ」
 弱く笑うミル。
「絵と引き換えに覚えておいてほしいんです。佳
菜子にも、それから佳代子にも」
 絵の中の女たちを見つめている。世の中のどこ
かにいる女たちがミルの体を心に刻んで生きてい
る。このとき佳代子は、ミルがなぜ知られていく
のかを思い知った。愛でできたミル。女たちはイ
カレてしまう。

 佳菜子は声もなく一歩また一歩と歩み寄り、す
っと身を沈めてミルの小さな尻を抱き、萎えたミ
ルに頬をすり寄せ、涙をいっぱいに溜めた眸でミ
ルを見上げる。
 佳代子は動けない。女の愛の本質を見せられた
ようでもあり、怖くなって動けない。打算があっ
てモト彼を捨ててしまった。心が痛くて動けない。
 ミルの小さな手が佳菜子の頬をそっと撫で、そ
の手に佳菜子はうっとり目を閉じほおずりすると、
萎えたミルにキスを捧げてほおばった。
 大きくなってもミルは小柄だ。
「むぅぅ、嬉しいよ佳菜子」
 佳菜子は身悶えするように肩を揺らして嬉しさ
を表現している。ミルは佳菜子をそっと立たせる
と、少年のように美しい身をベッドに静かに横た
えた。
 佳菜子は妹にちょっと横目をなげて恥ずかしそ
うに脱ぎはじめる。黒い下着を取り払った佳菜子
だったが、パンティを脱ぐときに裏地が糸を引い
て濡れていたことを妹は見逃さない。

 白い女が白い男にかぶさって、抱き合ってキス
をかわす。深いキス。ベッドが狭く、ミルをまた
いでいないと横に寄り添うことができない。
 真後ろから姉のヌラヌラの淫らな性器を凝視す
る妹。
「佳代子もおいで、僕を抱いて、さあ」
 女の言葉だと佳代子は思う。この人は私たち姉
妹にすべてを捧げるつもりだわ。なんという人だ
ろうと佳代子も震える心を感じていた。
 ミルは心地よく勃起して、佳菜子の口に可愛が
られて可愛い声を上げていた。男性の可愛い声?
 混乱してしまうのだったが、これってレズ?
 ミルって女?
 あたしたちは何?
 何なのよ、これ?
 
「きゃぁぁーっ」
 佳代子はベッドで飛び起きた。夢を見ていた。
姉がミルを膣に迎え、私はミルをまたいで舐めら
れながら姉と抱き合い、舌を絡めてキスしていた。
 そのときの情景がふわふわとした白い霧にくる
まれるように現れて、あのとき私も姉も悲鳴のよ
うな声を上げて果ててしまった。
 ハッとして手をやるとパンティの奥底がヌラヌ
ラしている。夢の中のセックス? 思考が歪んで
混乱していた。
「カヨ? ねえ佳代子ったら!」
「え!」
 はぁぁぁ夢だったのか。強張った体から力が抜
けていくのを感じていた。

「素敵でしょ彼って?」
「ええ素敵」
「たまらないわ、身悶えするほど好き、どうされ
てもいいと思う」
 佳菜子はベッドの横のテーブルに立てかけた水
彩画をとろんと見ていた。
「え? その絵どうしたの?」
「はー? 何言ってるの大丈夫? 今日もらいに
行ったんじゃない。あなたもあたしも夢の中で果
てていた。ふふふ、カヨなんて『きゃぁぁーっ』
だったわよ。ガタガタ震えてノビちゃったくせに」
「あ、あそ? ねえここは?」
「はー? おいおい、あなたの部屋よ。二人とも
なんだかもうふらふらであなたのお部屋に来たん
でしょ。覚えてないんだ?」

 覚えてなかった。佳代子はマジと言うように頭
を振って体を起こす。姉と二人のセミダブル。二
人ともにパンティだけの姿で寄り添っていた。
「すごい絵ね」と、妹は姉の背中に身を寄せて肩
越しに絵を見ていた。
「私の赤ちゃんが生きてるわ」
「うん」
「母親の私も生涯絵の中で生きている」
「うん」
「彼が好き」
「うん」
「愛してるの」
「うん。姉さん、あたしヘンなの。濡れてるの。
身震いするほど欲しくて欲しくてならないの」
「うん」
 身をずらして微笑む姉の手が、妹の裸身からパ
ンティを奪っていった。

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