快感小説

愛ヶ島

愛ヶ島というその島を私が知ったのは十年ほども前のこと。
愛の神が宿るという、ロマンチックな無人島。
南の海のただなかに、ぽつんと浮いている。


 私は性への目覚めが早かったのか、思春期の頃から
 同じ淫夢を幾度も見てきた。
 鬱蒼とした森のなかの透き通った小さな湖。
 朝霧にくるまれながら全裸となって水浴びをしていると、
 いつの間にか野獣のような男たちに囲まれてしまう。
 死か、それとも陵辱か・・・男たちは性にギラつく
 牡の視線で私を見据え、圧倒的な腕力でねじ伏せて、
 男を知らない閉じた性花に恐ろしい股間の勃起を
 突きつけてくる。私は泣きます。泣いて泣いて
 次々に犯されながら、しだいによくなり、
 淫獣の声を上げて果てていく。そのまま連れ去られ、
 生涯を男たちの妻として生きるのです。

 
愛ヶ島は、そのイメージに重なります。
島に島民はなく普段は向かう船さえなくて、行ってみたいと
思ったら、島を管理する小さな漁村の村役場へ葉書で申し込む
しかないのです。
それも年に一度一通だけの応募が決まり。未婚女性で、しかも
誕生日の日付で消印された葉書でなければ権利がない。
そしてもし当選すれば、翌年の誕生日に招待されることになる。
ずいぶんのんびりしてるでしょう。離れ小島の日時計ですから
都会のそれとは速さが違う。

毎年書いたわ。でも応募がすごい数らしくハズレてばかり。
十八歳ではじめて書いて、それからずっと夢だけで終わってた。
今度ダメなら諦めようと思ってました。
婚約したわ。妥協まじりで大喜びではなかったけれど、私も
そろそろ頃合いでしたし。
お相手はやさしい人でしたが、激しいところの少しもない人。
明日どうなるかが見通せて物足りない。

ところがよ、今年になって誕生日の一月前に封書が届いた。
当選おめでとうって書かれた紙と、往復の旅券が同封されて
いたのです。

村役場のある、そこもまた、南海に浮かぶ小さな島。
飲みなさい食べなさいと島あげての歓待でした。
ですけど、船に揺られてその島へ行ってみて、私はすぐに
気づいたわ。

女性がいません。

子供たちもいなければお年寄りの姿も見えない。真っ黒に
日焼けした逞しい男ばかりの島なのです。それもそのはず、
その島は海を隔ててもう一つ小さな島と隣り合い、そちらが
女島(めんと)。村役場のある島は男島(おんと)と呼ばれ。
その二島に、離れ小島の愛ヶ島を含めた三頭で、この村は
成り立っていたのです。

そして夜、私はいよいよ愛ヶ島に連れられて、何隻もの
漁船団に護衛されて行くように、闇の海を渡ったわ。
男たちはそれぞれ若く、十数人。女は私が一人だけ。
島にあがったそのとたん、あれほどやさしかった男の人たち、
様子が変わった。

「これをやろう。しばらく待ってやろうじゃないか、さあ逃げろ!」

私に懐中電灯を握らせて・・・十数人の男たち。私をぐるりと
取り囲み、着ているものを脱ぎだした。
ギラギラ光るオトコの眸。あからさまな性欲の視線。獲物を
狙う獣の眼光。野獣そのものの惚れ惚れする肉体です。

逃げました・・・。

無我夢中。背丈ほどの草の生えた、明かりさえない闇の島に、
私は放たれていたのです。
背の高い草むらに逃げ込んで、私は絶望したものです。
草のトゲが鋭くて、服地をひっかけ、夏服の薄い布など貫いて
肌に刺さってくるのです。
愛ヶ島は、愛なんてやさしみのない、岩とイバラの島でした。

そしてしばらく・・・島の闇の黒い底から、
ドンドコドン・・・ドンドコドン・・・太鼓の音が
響いてきます。

「女よ女! 我らが夢を見させてやろう!」

「女よ女! 我らが牝にしてくれよう!」

そう口々に叫びながら、太鼓の輪が絞られてくるのです。

「脱げや女よ、脱げ女!」

「柔尻振って、よがれや女!」

ドンドコドン・・・ドンドコドン・・・太鼓が迫る。
ドンドコドコドン、ドドドン、ドーン!

追い詰められて囲まれてしまったとき、私はハッとしたのです。
服さえ貫くトゲのある草むらを、彼らは全裸で私を追ったわ。
みんな血だらけ。十数人の男茎が恐ろしいほど勃っている。

この人たちは、そうまでして私が欲しいの?
傷だらけになってまで私とシタい? 
と、そう思ったときに私の性花はクチュリと濡れた。

「ああーっ嫌ぁぁーっ! きひぃぃーっ!」

狂ってしまう。犯されて犯されて、泣いているのに、アクメの
深さが違うのです。イッてイッて、それでもイッて・・・。
どれほどの精液を注がれたことでしょう。

猛々しい雄の本気を見せられ、陵辱の甘さを知った私です。


島から戻って都会に生きて、私はいま幸せです。
男たちが精魂つくして求めてくれる一度きりの女の夢を支えに
生きてる。鮮烈な性の夢は醒めてはくれず、でもそれだけで、
私は女に生まれた幸せを感じていられる。

生まれたばかりの可愛い坊やが、お乳の先に吸いついてるわ。
でも・・・この子って、いったい誰の子なのでしょう。

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