快感小説

I My Me 一話

 もうひとりの私と言いますね。私という表の顔があり、じつは本音の
もうひとりの自分がいる。そんなものだし、それでいいと思ってました。
 でも、私は二人の自分を操れず、どうしていいか迷うだけで、結局の
ところ、悶々と日々を過ごしてきていた。そんなとき、「あるお方」に
言われたのです。自分の中に三人目の醒めた私がいないからだと。
 私と、もうひとりの私・・その二人を操る三人目の自分が必要なのだ
というわけです。
 二人の私が葛藤し、でもそれでは水かけ論になるだけで収拾がつかな
いだろう。そしてそうなると、女は表の私が強いものだとおっしゃるの
です。

 表の私は女神であり、もうひとりの私は魔女・・としたときに、女神
には世間が認める妻としての大儀があり、背に翼があるから飛べるのだ
けど、魔女の自分はホウキがないと飛べないものだ。そのときに三人目
の自分がいれば、ホウキを手渡してくれるものだと言うのです。

 ともあれまず下着を変えろとおっしゃいました。普段絶対に穿かない
色を一枚持て。シャツに透けるブラはともかく、パンティを変えろとお
っしゃるわけで。パンツを変えて、だから何をするでもなく、この色を
選ぶ日は、魔女の自分で過ごすのだと決めてかかれということです。
 その程度のことでまさかとは思ったのですが、納得できるところもあ
ったので、その日私は、いつもどおりパートに出るとき黄色いパンティ
を穿いてみた。うんそうね、何となく心が軽く感じられ・・そしてハタ
と気づいたの。

 三人目の私って、こういうことかも知れないと。
 第三者の私が、『はい今日はコレよ』と黄色を手渡してくれるでしょ
う・・だから黄色を穿いた私が生まれる。今日はピンクと言われれば、
普段の私に戻れてしまう。三人目の私に従うわけだから、女神と魔女が
争うこともなくなるし。

「お、今日は変えたね」
 ドキリとしました・・でも何で?
 この人が「あるお方」なのですが、一目で見抜かれてしまったのです。
「やだ、わかります?」
「わかりやすい人だよ、ふふふ。しかし・・」
「え?」
「黒マントまで羽織ってしまうと魔女だと周りに気づかれる、はははっ」

 魔女のマント。それはきっと、浮き立つ心が透けて見えているのだと
思いました。
「あるお方」は不思議な人です。私にとって、この人ではないと思う。
直感として、この人とはそうはならないと思うのですが、何だかもう、
「あるお方」の前で何を着ても私は裸だと思えてしまって・・。
 不思議な魅力のある男性・・三十六の私より二十歳も年上のオジサマ
です。
「はいコレ」
 メモ? 折り畳んだ白い紙。カフェの片隅のいつもの席で、走り書き
して手渡してくれたもの。私はパートでカフェにいた。

 仕事を終えて、店員用の駐車場でクルマに乗って、そのメモを開いて
みて・・。
「求める手がパンティをまさぐるところを想像なさい。お尻を撫でられ、
デルタを撫でられ・・そのときのことを本気で想うんだ」
「何よこれ・・うふふ」
 メモをたたんでバッグに入れて、クルマを走らせ、そうしたら・・。

 スカートの腿のところに温かい手の感触。その手は一度膝まで降りて、
パンストの腿を這ってスカートに滑り込み、パンティ越しにデルタを撫
でる。指先が曲げられて女の溝を探るようにデルタの底へ降りてくる。
 私は腿を合わせて拒むのだけど、押しひろげて指先が入ってくる・・。

 そんなことを想ったとたん、ゾクゾクとした性感がお尻から這い上が
ってくるのです。

「準備おっけね」
「え?」
「抱かれる準備ができたじゃない」
「そんなことありません!」
「むふふ」
「な、何よ、あなたまで・・」

 三人目の透明な私が助手席に座ってて、流し目で微笑むの・・。

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