血を分けた性

 同性愛への想いなんてありませんした。それどころか理解に
苦しむ変態行為でしかなかったのです。だけどいま私は女の体
を求め、夫では満たされない情欲の中に溶けるように生きてい
ます。
 発端は娘です。娘に初潮がおとずれて、ああこの子も女にな
っていくんだなと思ったとき、血肉を分け与え、なのに人格の
違う娘のことを性的に意識するようになっていた。
 いいえ、もちろん娘は娘。そのときはあの子に対する情愛が
そのまま同じ女体を持つ別の人に向いたのでした。
 
 娘に手がかからなくなってからはじめた生け花の先生なので
すが、三十四の私よりも六つも若い独身のお嬢様なんですね。
 お母様が生け花の師範、それで彼女も師範になったというこ
とで・・それが可愛い人なのです。
 私はどうもセンスに欠けるようでした。彼女に手取り足取り
教わって、お茶をしていただいたり、野草の花を見にドライブ
に行ったりしているうちに、彼女のやさしさ、女の情念・・そ
して若く甘い体臭に心を奪われていったのです。
 女二人のドライブでしたらどうしても温泉地。それも山間に
ある鄙びた宿ということになりますね。だって目的が野草の花
を愛でようということだから。当然温泉では女同士で全裸です。

 綺麗な体。若いわ。私は自分自身の思い出を見るようにあの
子の裸を見ていました。そうしたら、そんな普通ではない私の
視線に気づいたように、はにかむようにあの子が笑った。
「やだ・・エッチな雰囲気感じちゃう・・」
 ハッとしたそのときに、あの子の方から身を寄せられて、戸
惑ったのは私でした。
「あっダメよ・・そんなことしちゃダメ・・」
「じっとしてて。抱いてあげるね」
 六つも下の女の子に押し倒されていたのです。とろんと溶け
た欲情の眸をしてて、息が熱く、乳首が尖って・・あの子の膝
が私の腿に割り込んで、私は力を抜いてしまう。
 パンティなんて役に立たない。股間の布の脇から指が苦もな
く滑り込み、そのとき私はもう濡れだしていたんです。
 浴衣をはだけられパンティを奪われて、私は恋人がするよう
な愛撫の嵐に狂っていった。突っ込んで射精してハイお疲れさ
んみたいな男の性ではありません。尖ったピークのない、なだ
らかな快感がとめどなく続くのです。

「イッちゃうイッちゃう・・ねえダメよ、イッちゃうから・・」
「脚を開いて。逃げちゃダメでしょ」
「はぁい。ああん、そんな・・おかしくなっちゃう」
 性器に吸いつくように舐められて・・主人だったら絶対拒む
お尻の穴まで舐められて。そのときは舌と指のセックスでした
が、そのうちそれが腰につけるペニスに代わり、私は蹂躙され
ていったのです。嬉しい嬉しい陵辱でした。意識が抜けてしま
うほどのアクメ。そしてまたなだらかな愛撫に酔って、またア
クメ・・そんなことが続くのです。
 彼女の淫らな性器を可愛がってあげていて、娘もじきにこう
いう性花になるんだわって思ってしまった。

 狂いそう・・狂いそう。
 女性の慈愛の深さに、きっと私はおかしくなる。

 そして私は・・。

「やだママぁ・・変なことしないでよ」
「ううん、ちっとも変じゃないのよ。命をあげてもいいぐらい
愛しているから・・だからこうして可愛がってあげられる。母
と娘ならみんなやってることですからね」
「そうなの? ほんとに?」
「ほんとよ。ああ好きよ、愛してるわ・・あなたが好き・・」

 娘の可愛い喘ぎ声が聞きたくて、開かせた脚の間に顔をうず
める母親です・・。
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